【増税反対】消費増税について【政治と経済のつながり】
こんにちは!シンです。
今回は消費増税について書いていきたいと思います。
昨年(2019年)に消費税が10%に増税されましたが、これについてもっと日本人はよく考えてほしいと思います。
これについて納得している日本人はどれほどいるのでしょうか。
僕自身は反対です。
今回の消費増税に関しては国民に知らされていないことが多くあります。
まず最初に消費税が増税している陰で減税されている税金があります。
それは「法人税」です。
消費増税分の税金が法人税側で下げられていて税収は変わらないことになっています。
説明では社会保障に充てられるという説明がありましたが、税収が変わらないなら今の税金の中でやりくりすればいい話です。
そもそも本当に社会保障に充てられるのでしょうか?
消費税が5%から8%になったときも社会保障に充てられるという謳い文句でしたが、実際には増税分の20%しか使われていません。
また、消費税は平等な税金と思われている方もいるかもしれませんが、先ほど書いたように法人税が減税されているので消費増税の陰で減税の恩恵を受けている人間も一握りいます。
法人税の減税の恩恵を受ける人間は経営者です。
経営者は元々お金を持っている人が多いので、今回の消費増税は格差をより助長させる政策と言えるでしょう。
消費税は確かにものを購入すれば万人が支払う税金ではありますが、10000円のものを購入すると1000円分の税金が掛かります。
この1000円という金額も年収1000万円の方と年収200万円の方とでは重みが変わってくると思います。
本当にこの消費税という税金は格差を広げ、さらに弱者に鞭打つ非常によくない制度です。
安倍前総理は10%に上げる際に「リーマンショック級のものがない限り再延期はしない」と言った直後にコロナショックというリーマンショックを上回る打撃が世界中を襲っているにもかかわらず、未だに減税にきちんとした言及がなされていないことに憤りを感じます。
僕は給付金をばらまくより一時的でも消費税を下げる方がよほど経済活動にメリットが多いと考えています。
給付金は配っても貯金に回す人も多いと思いますが、消費減税はお金を使わないとその恩恵を受けられないのでお金が回ります。
経済の中のお金は人間でいう血液にあたります。
血液も停滞したり、止まったりすると病気になります。
経済も同じでお金が行きわたらないと倒産したりします。
そういったことからお金をばらまくのではなく、お金を使いやすくする政策の方が効果的だと考えます。
どこかの幹事長は消費減税について聞かれたときに消費税を導入したときに苦労したなどととんちんかんな回答をしていたり、今の自民党には本当に国民や日本のことを考えている政治家がどれだけいるのか疑問です。
是非ともこの記事を読んだ方も自分で調べたりして本当に消費増税が必要なのか今一度考えてみてください。
最後に今回の記事を書くにあたって以下の書籍を参考にしました。
漫画なので非常に読みやすく、要点を掻い摘んであって非常におすすめです。
今回記事には書けなかった国の借金についての嘘など、とても面白い内容もあり、社会人必読の本だと思います。
ありがとうございました。