【投資】ソクラテスのため息についての感想【お金】
こんにちは!シンです。
今回は2020年8月12日にテレビ東京で放送された「ソクラテスのため息」という番組について書いていこうと思います。
この番組を見るのは初めてですが、僕は「家、ついて行ってイイですか?」(テレビ東京)が好きでよく見ていて、その流れで投資のことにスポットを当てられていたので見てみました。
番組の流れとしては投資に馴染みのない出演者に投資に詳しい解説者が説明していき、投資について理解してもらうという内容でした。
投資の中でも株にスポットを当てられていました。
「1時間の番組では限界がある」、というのが率直な感想です。
この番組に触発されてすぐに株を始めるのは危険だと思いました。
LINEを使っての投資も紹介されていて、スポンサーの意向なのかなという場面もありました。
番組では「風が吹けば桶屋が儲かる」という言葉があるように、「株も連想することが大事」と紹介され、コロナ禍でも株価が上がった企業は?というテーマでクイズ形式で進んでいったコーナーもあり、株は身近なものだということに焦点を当てられた番組構成、といった印象です。
確かに「連想することが大事」、「株は身近なもの」ということには賛成ですが、それだけで個別株に手を出すのはおすすめしません。
初心者にはリスクの低いインデックス投資(投資信託)を長期保有することをおすすめします。
番組の後半でさらっと投資信託に触れていましたが、番組としては個別株に焦点を当てていて、個別株に誘導するような内容になっていることが危険だと思いました。
個別株を始めたいなら番組で紹介された「連想すること」や、「身近な会話から銘柄を選ぶ」ことより「ファンダメンタル」について最低限知識を身に着けるべきだと考えています。
そうしないと、本当に買おうとしている銘柄が割安なのか判断ができないと考えています。
少し辛口な感想を書きましたが、この番組をきっかけにして株について勉強してみるとかだったとしたら有意義な番組だと思いますが、この番組の内容を真に受けてすぐに個別株に手を出すことはおすすめしません。
番組冒頭にも触れられていましたが、投資を始める人口が増えていることは良いことだと思いますが、安易に手を出すべきではないとも思っております。
株は身近なものであるのは事実ですが、専門性が高いのも事実です。
専門性が高いということはそれなりの知識が必要だということでもあります。
投資を始めることは賛成ですが、準備はしっかりと行うべきだと思います。
ありがとうございました。