【時事ネタ】給付金についての財務大臣の見解【消費税減税】
こんにちは!シンです。
今回は給付金についての財務大臣の見解について書いていきます。
数カ月前に国民1人あたり10万円の給付がなされましたが、数カ月経っての財務大臣の見解がニュースになっていましたので、それを取り上げたいと思います。
まずはニュースをご覧になっていただきたいのですが、添付のURLでは会見の中の一部を切り取っているので本来のニュアンスとは異なる可能性があることは注意が必要です。
麻生財務相、10万円給付「その分 貯金が増えた」
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4110357.html
これを見て僕はやはり政治家の人は「庶民の生活というのが分からないのだな」、と思いました。
庶民の生活が分からないから平成以降の政策は的外れなことが多いし、今回のコロナ対策でも10万円の給付金を与えても「お金に困っていない家庭が多い」などという発言ができるのだと思いました。
本当にお金に困っていない家庭なんて少ないですよ。
これからの生活に不安があるから貯金しているという家庭が多いと思います。
貯金が増えている家庭というのは今は持ちこたえているかもしれませんが、今後は分かりません。
しかし、現に今でも貯金が減っている家庭もあり、そういう家庭は最悪今後自殺するという方も出てくるかもしれません。
警察庁の発表では前年比で自殺者数が増えています。
中でも女性の自殺者が増えています。
https://www.news24.jp/articles/2020/10/12/07739814.html
麻生大臣の発言は大のことばかりに目を向けて、小のことを軽視した発言で全く現状を理解した発言ではありません。
お金を貯めこむと、経済が回らないので今後経済の回復が遅れます。
そうすると生活困窮者の数が増え、自殺者が今後も増える可能性があります。
政府はこういう非常時こそ弱者に手を差し伸べる政策をいち早く打ち出さないと手遅れになります。
こういう現実を見れていない人が大臣になっていることに不安に感じます。
今必要なのは給付金というばらまきではなく、消費税減税です。
以前の記事でも書きましたが、お金は経済の血液で、常に循環させる必要があります。
消費税減税はお金を使うことで恩恵を受けることができるのでお金を使います。
それに消費税は低所得者にとって重い税金です。
経済が停滞している今の日本では弱者に鞭打つ税金です。
日本は何十年も給料が上がらず、更に取り立てられる税金は増えているため、実質賃金は減っています。
その中で消費増税なんて正気とは思えません。
給付金についてもそうです。
先が見えない未曾有のパンデミック下で貯金が増えるであろうことは素人の僕でも分かります。
何十年も政治の最前線で活動している人が分からないはずがないと思いますし、ここまでくるとわざと日本を悪くしようとしてるようにしか思えません。
必要なのは経済の活性化であり、真っ先に手を付けるべきことは消費税減税です。
是非とも政治家はしっかりと市井の声に耳を傾け、現状に即した政策を迅速に行って頂くことを強く求めます。
最後までお読みいただきありがとうございました。