【保険】医療保険は必要ない?【お金】【体験談】【がん保険】
こんにちは!シンです。
今回は「医療保険は必要ない?」という内容で書いていきます。
日本人の約80%が医療保険に加入しています。
本当に医療保険は必要なのでしょうか?
個人的な見解としては「必要ない」と考えています。
それではなんで必要ないかというのを考えていきましょう。
医療保険と一言に言っても範囲が広いので代表的な「がん」にスポットを当てて書いていきます。
恐らく多くの方は以下のことに疑問に感じていると思います。
- がんになるのが怖い
- がんの罹患率は2人に1人?
- がんになったときの治療費払える?
・まとめ
1.がんになるのが怖い
がんになるのは怖いですね。
ただ、ここで勘違いしないでいただきたいのは、「医療保険に入ってもがんにならないわけではない」ということです。
保険営業の人の手法として病気という不安要素を強調して落とすだけ落とした後に藁にも縋る想いのところに救いの保険という商品を提示することで契約させるという手法を取っているので契約率80%という数字を出しています。
この手法は古典的ですが、効果的です。
特に昨今はがんになる若い芸能人にスポットが当てられ、そういう不幸をネタに荒稼ぎしている節があるのはいかがなものかと個人的には思います。
確かに事実ではありますが、不安要素の部分、若しくは不安要素の部分のみを切り取って営業しているので不信感があります。
次からは実際のデータをもとに書いていきます。
2.がんの罹患率は2人に1人?
これは最近よく耳にすると思いますが、これこそ不安要素の切り取りです。
この2人に1人というのはさも全年齢で2人で1人のように強調していますが、そんなことはありません。
以下のデータを見てみましょう。
以下のデータは国立がん研究センターのHPに公開されている年齢別がん罹患リスクの表です。
この表の見方として20歳男性が10年後にがんと診断される確率は「0.3%」です。
60年後の80歳になったときの確率が「43.6%」です。
女性は男性よりも確率が低いです。
確かに生涯に罹患する確率は2人に1人かもしれませんが、若いうちのリスクはかなり低いことが分かります。
そうなると、年配になるときまでに準備しておけば十分ということになります。
具体的にどういった準備かというのは次に書きます。
3.がんになったときの治療費払える?
肝心なのはがんになったときの治療費が払えるのかどうかということが大事です。
治療費が払える能力があれば保険に契約する必要はないことになります。
それでは実際にいくら治療に掛かるのでしょうか。
日本医療政策機構のがん患者意識調査2010年でのアンケート調査で治療の平均金額は「115万円」という調査結果が出ています。
http://ganseisaku.net/pdf/inquest/20110509.pdf
この金額を見て僕は意外と費用は掛からないと感じました。
しかもがんになる年齢というのは70代以降になる確率が高いと出ています。
それならその年齢になるまでに治療費を貯めれば問題ないということになります。
しかし、上記の治療費はあくまで平均ということは注意する必要があります。
ですが、保険の営業を受けている際はこのような説明は営業員から説明されることはありません(僕は一度も説明されたことはありません)。
なぜなら上記のことを説明すると契約率が下がるから保険会社として把握していても説明しないのです。
このことをきちんと把握した上で契約するのと把握しない状態で契約するのとでは状況が全く異なってきます。
それでは保険を契約せずにどうすればいいか。
答えは「貯金」です。
若いときはがんになる確率は低いので、毎月保険に当てている金額を貯金に回せばいいのです。
25歳から毎月1万円貯金したとして1年間で12万円。
35歳になれば120万円貯まることになります。
これで平均金額はカバーできます。
・まとめ
保険契約をするにしても本質を理解した上で契約する必要があると考えています。
以下のことも合わせて知っておくと医療保険に入る場合でも把握しておくと選択肢の幅が広がるので押さえておきましょう。
・がんの罹患は70代以降に高くなる。
・がん治療費の平均は「115万円」。
・医療保険に入っていてもがんにならないわけではない。
ありがとうございました。