【体験談】変な研修【人生】
こんにちは!シンです。
今回は変な研修という内容で書いていきます。
これは前の会社にいたときに受けた研修ですが、当時の僕は「面倒な変な研修。受けたくない」と思っていました。
事前の準備として入社から今までを折れ線グラフ化して、人生でうまくいっているときは上昇して、あまりうまくいっていないときは下降するというグラフを作ったり業務外の作業が多く、自分の中で不評でした。
事前に聞かされていた内容も「なんか宗教チックで怪しいな」と思っていました。
研修期間も3日間丸々行い、拘束時間が長かったです。
研修内容すべてを覚えているわけではありませんが、以下の2つの内容をよく覚えています。
(1)人生には多くの柱を持ちなさい。
(2)主体的に行動しなさい。
(1)に関しては今だと本当にそう思います。
どういうことかというと、人間にはその人を構成している要素があると講師の人は仰っていました。
つまり、人間というのは例えばその人を構成している要素として「仕事」「学生時代の友人」「趣味」「家族」「社会人サークル」「地域コミュニティ」などがあります。
もちろん、仕事一筋という方もいると思いますし、そういう方だと一つの大きな柱が「仕事」といった感じで構成しているということです。
その講師の方は「この柱を多く持ちなさい」と仰っていました。
なぜかというと、簡単に言うとリスクを分散させなさいということです。
構成する柱が少ないと、その柱が崩れてしまうとその人自身が揺らぎかねない。
そのため、多くの柱を持ち、一つの柱が傷ついても他の柱で自分を保ちなさいということです。
この考え方は人生において非常に大事だと思います。
投資でも「卵を一つの籠に盛るな」という格言があるように、リスクを分散させることが大事になります。
特に昭和時代に現役バリバリで働いてきた男性なんかは家族を顧みなく仕事に打ち込み、定年後は特に趣味もなく、燃え尽き症候群になってしまったりします。
現役時代に趣味も楽しんでいれば定年後はその趣味に割く時間が増えますし、地域コミュニティとも繋がりがあるようならそちらにも時間を割くことができ、仕事がなくなってもその人という核は揺らぎません。
年を取っていくとだんだんと新しいことを始めることに抵抗が出てくるので、若いうちから挑戦することをくせにしていくとより人生が豊かになると思います。
(2)に関しては当時の僕はすごく抵抗感が強かったです(笑)
人生は選択の連続ですが、それを常に主体的に行いなさいということです。
ですが、当時の僕はたとえ流されて選択したことだったとしてもそれで見える景色というのは自分が選択することがないことなので面白いのではないか、と考えていました。
今の僕はどうかというと、主体的に行うことは大事だと考えるようになりました。
なぜ考え方が変わったかというと、当時の僕は流されていてもいい、と考えていましたが、これは自分で考えることを放棄していることと同義だと考えるからです。
何事も考えることが大事だと思います。
お金に関しても自分で勉強したり、情報収集をすることが無用な支出を防ぐことになります。
特に保険などは営業員の言われるがまま契約すると無駄な保険を契約させられてしまって無駄な支出が増えてしまいます。
人生において主体的に行動することというのは思っている以上に大事なことだと今では思うようになりました。
周りの人がこうしているから自分も同じようにする、などの考え方は捨てましょう。
研修を受ける前は悪い印象しかなかったですし、受けた直後もあまりよく理解していませんでした。
しかし、数年経った今なら当時よりも理解度が深まったと思います。
人生において好転しないかな、と祈ることをしても何も変わらないと思います。
好転させたいなら主体的に行動し、自分を構成する柱も増やしていくことが大切だと考えます。
ありがとうございました。