ShinShin Money

お金についてのブログです。お金、投資、保険、不動産など敷居の高い内容を分かりやすく紹介してお金について考えるきっかけになってくれればと思っています。

【投資】投資をやることでどうなる?③【不安】【借金】【元本減る】

 こんにちは!シンです。

 

 今回は(3)借金するの?ということについて書いていきます。

 (1)、(2)の内容については過去の記事をお読みください。

 

 シリーズもので、以下の内容で書いていく予定です。

 (1)株とは?(過去記事参照)

 (2)元本減るの?株券が紙切れになるの?(過去記事参照)

 (3)借金するの?

 (4)個別株とは?

 (5)投資信託とは?

 (6)投資方法とは?デイトレード?中、長期投資?


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  株をすると借金することになるのかということですが、結論から言うと「借金することもある」となります。

 曖昧な答えになりますが、こうなります。

 

 株をやっている人でも全く借金していない人もいますし(僕も株で借金したことは一度もありません)、借金することもできます。

 要は株もあくまで道具なので使う人次第で如何様にもなります

 そういう意味では、株取引は性格が出るかもしれません。

 

 株取引と一言で言ってもその中でもリスクが高いものと比較的リスクが低い取引方法があります。

 

 現物取引(借金しない):信用取引よりリスクが低い

 ・信用取引(借金する) :現物取引よりリスクが高い

 

 そもそも個別株の取引自体が投資の中でもリスクが高いと言われているので、現物取引信用取引より相対的にリスクが低いと言っても絶対的に見るとリスクは高いので誤解が無いようにお願いします。

 そのため、借金をしない現物取引とはいえ、初心者がいきなり個別株の取引に手を出すのはおすすめしません(僕は愚かにもいきなり現物取引から始めました)。

 

 雑誌やテレビでは「株主優待」を餌に個別株を薦めることが多いですが、いきなりはやめた方がいいです。

 

 そもそも「現物取引」、「信用取引」とは何なのか?

 

現物取引(借金しない)

 普通にお店で商品を買うのと同じです。

 例えば10万円もっていたら10万円までの株を買うことができます

 1株900円のときに100株買った場合、900円×100株=90,000円払うことで株主になれます。

 

 売る場合も同じです。

 売りたいというときの株価で売ることができます。

 

 購入資金以外に掛かる費用は証券会社に支払う手数料だけです。

 手数料はネット証券で取引すると100万円くらいのものを買ったとしても数百円です。

 

 現物取引は買ったときの株価から値上がりすると売ったときに利益が出ます。

 1株1000円で100株を買った後(1,000円×100株=100,000円)に値上がりし、1株1,500円で100株を売ったら(1,500円×100株=150,000円)、50,000円の利益が発生します(税金、手数料は省略しています)。

 

 反対に1株1000円で100株買った後(1,000円×100株=100,000円)に値下がりし、1株500円で100株を売ったら(500円×100株=50,000円)、50,000円の損益が発生します。

 損益の場合は税金は取られません(手数料は取られます)。

 

 このように現物取引では株価が上がらないと利益が出ない仕組みになっています。

 

信用取引(借金する)

 普段の生活ではありえない取引方法なのでイメージしにくいかもしれません。

 空売り(からうり)とも言います。

 

 信用取引(売り)は株を所有していない状態で証券会社から株を借りていきなり株を売ります。

 その後に株を買い戻して証券会社に借りた株を返すという手順になります。

 信用取引(買い)もありますが、今回は売りについて書きます。

 

 信用取引(売り)の場合、証券会社に払う手数料の他に貸株料が発生します。

 また、信用取引(売り)を行いたい場合は証券会社に「担保金」というお金を預ける必要もあります。

 色々と現物取引よりも面倒ですが、メリットもあります。

 それは、担保金の3倍まで取引することができます(ここが借金する部分になります)

 

 信用取引(売り)は現物取引と違って株価が下がったときに利益が発生します。

 逆に株価が上がると損益が発生します。

 

 1株1000円で100株売った後(1,000円×100株=100,000円)に値上がりし、1株1,500円で100株を買い戻したら(1,500円×100株=150,000円)、50,000円の損益が発生します。

 

 反対に1株1000円で100株売った後(1,000円×100株=100,000円)に値下がりし、1株500円で100株を買い戻したら(500円×100株=50,000円)、50,000円の利益が発生します。

 

 使用取引(売り)では株価が下がらないと利益が出ない仕組みになっています。

 

 

・まとめ

 現物取引のみでは借金はしない

 信用取引(売り)をすると借金することになる(担保金の3倍まで可能)

 

 現物取引では株価が値上がりすると利益が出る

 信用取引(売り)では株価が値下がりすると利益が出る

 

 

 後半は複雑な内容を書きましたが、最初にはまとめで書いていることを抑えておいてもらえればいいと思います。

 

 ありがとうございました。