ShinShin Money

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【投資】アメリカ大統領が風邪を引くと世界経済が風邪を引く?【大統領選】

 こんにちは!シンです。

 

 今回はアメリカ大統領が風邪を引くと世界経済が風邪を引く?について書いていきます。

 
 10/1に前代未聞の東証終日取引停止という状態が起こりました。
 
 その翌日には通常通り取引が行われたのですが、前場(9:00~11:30の取引)では日経平均は上がっていましたが、後場(12:30~15:00の取引)では反落しました。
 
 その理由としてアメリカのトランプ大統領がコロナに感染したという報道がされた影響のようでした。
 
 元々日本経済はアメリカ経済に引っ張られる傾向がありますが、1個人がここまでの影響力を持っているというのはアメリカという超大国の力というのを再認識させられる出来事でした。
 
 世界経済は現代になり、より密接に関わっています。
 
 投資の大原則は分散投資ですが、ここまで密接に関わる時代になっていると分散投資の意味というのも個々人によって考え方が様々になります。
 
 よくインデックス投資をする際にアメリカ株式に分散投資するVOOなどがいいか、全世界株式に投資するeMAXISslim全世界株式がいいのかということが議論になります。
 
 投資に絶対はないので個人的には好みの問題でいいと思っています
 
 2010年代はアメリカ経済が絶好調だったのでVOOなどの成績がよかったですが、今後もそれが続くという保証はありません。
 
 分散という意味では全世界に分散されている eMAXIS Slim 全世界株式の方が安心か?と言うとそうとも言えません。
 
 実際に eMAXIS Slim 全世界株式でも内訳を見てみると約6割はアメリカ株になります。
 
 半分以上がアメリカで占められている現状では、全世界分散と言えど、アメリカ経済の影響は絶大になります。
 
 それに全世界分散ということは、伸びる国もあれば、足を引っ張る国も出てくるということです。
 
 特に新興国の値動きは激しく、伸びると言われている国と言えど、株価に素直に反映されるかは別問題です。
 
 少し前の中国とブラジルがいい例になります。
 
 中国は投資家からかなりの期待をされていましたが、期待だけが先走り、リターンとしては今一つになっています。
 
 反面、ブラジルはそこまで期待されていなかったため、元々の株価が低く、ふたを開けてみれば中国よりもリターンが大きかったという現象もありました。
 
 とは言え、アメリカ分散でも全世界分散でも伸び率が違うだけでどちらでも伸びてはいます。
 
 今後の流れは誰にも分りません。
 
 どちらにせよ、今後もアメリカの動きには注目が必要です。
 
 差し当たっては、来月行われる大統領選の行方を見守りたいと思います。
 
 現状ではバイデン有利とも言われていますが、勝負は時の運、最後までどっちが勝つかは分からない状況です。
 
 この記事をきっかけに少しでも政治や社会情勢に興味を持たれたら嬉しいです。
 
 ありがとうございました。